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    リトアニアの“異教的”音楽

     短編ドキュメンタリー映画『リトアニア 神々の黄昏』(07)でも紹介したように、リトアニアはヨーロッパで最も遅くにキリスト教化した国である。
     リトアニアという国がヨーロッパの歴史に登場したのは11世紀のことで、多神教を崇拝するpaganism(異教崇拝)の国だった。14世紀の後半にようやくキリスト教化し、15世紀には現在のリトアニアとポーランドやモルダビア、ウクライナ、ロシアの一部を含み黒海にまで及ぶ領土を持つ、ヨーロッパ最大の国になっていた。だが、その隆盛はモスクワ公国のイワン3世によって脅かされ、次のイワン4世(雷帝)のもとでロシアは更に強大になったため、リトアニアは自衛策として隣国ポーランドとの連合国家となった。。
     キエフ・ルーシ(古代ロシア)のキリスト教化は10世紀末であり、異教時代の習慣がそれから数百年間もシンクレティズムの形で残っていたことを考えれば、リトアニアではもっと遅くまで異教時代の習慣が残存していたと思われる。

     現在リトアニアの主要な宗教はカトリックであり、私の映画の中で考古学者のヴィキンタス・ヴァイトケヴィチュス氏が解説しているように、16世紀以降はポーランドの文化的影響を受け、近代にはロシア帝国やソ連による侵略によって民族独自の文化は抑圧されたが、民謡や地方の生活習慣の中には異教時代の宗教的儀礼の名残があったようである。
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    プロフィール

    Shusei Nishi

    Author:Shusei Nishi
    私の専門は映画であり、映画と音楽には相違点も勿論ありますが、多くの共通点もあります。個人的には、映画は現在の形よりもっと音楽的であっていいのではないかと考えています。

    ここでは批評やレヴューというほどではなく、偏愛する音楽と映画、そして生活全般における“別の選択”について書いてゆきます。

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