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    映画音楽と映画の中の音楽

     現在では映画に音楽がついていることは当り前のようになっているが、メディアとしての映画は必ずしも常に音楽を必要としてきたわけではない。サイレント時代には映画館の中で音楽が生演奏されたが、その頃、音楽は映画(フィルム)の外部にあったのである。一部の厳格な制作者達を除いては、上映される作品のどの部分でどんな音楽が演奏されるのか注意を向ける者はいなかった。

     トーキーが実現した時にようやく、音楽は映画の一部として考慮されるようになった。但し、初期のトーキーでは「ディスク式」といって物理的にフィルムと音源(レコード)とが分離しているものもあった。さすがにそれでは不便なので、結局フィルムの外側に音信号を記録する「光学式」の方が一般化した。1920年代後半に実用化したトーキーは、10年もたたないうちにサイレント映画の時代を終わらせた。

     「映画音楽」というジャンルは、トーキーの一般化と同時に生まれた。だが、最初の「映画音楽」は現在一般観客が思い浮かべるようなものばかりだったわけではない。 トーキー映画初期の時点では、音楽をどのように映画の一部として使用するべきか、映画作家達の間でも様々な試行錯誤と議論が行われた。その結果、1930年代前半のトーキー映画には、今見るとずいぶんエキセントリックな音楽の使い方をしているものもある。
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    プロフィール

    Shusei Nishi

    Author:Shusei Nishi
    私の専門は映画であり、映画と音楽には相違点も勿論ありますが、多くの共通点もあります。個人的には、映画は現在の形よりもっと音楽的であっていいのではないかと考えています。

    ここでは批評やレヴューというほどではなく、偏愛する音楽と映画、そして生活全般における“別の選択”について書いてゆきます。

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