スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    The Bankruptcy of Modern Empire(short film)

    この記事はブロとものみ閲覧できます

    イスラエルによるシリア爆撃

    この記事はブロとものみ閲覧できます

    “科学的思考”の陥穽、“近代市民社会”を動かす前近代的思想

     現在“学問”に分類されている全ての領域は、“近代合理主義”に貫かれている一方、近代的なシステムとしての主権国家や資本主義及び民主主義によって、制度的限界を設けられている。

     近代の諸制度は勿論、人間の頭の中まで支配することはできない。だが、ある人間が生み出した思想や究明した事実、或いは論理的分析の結果得た仮説が、公に“信ずるに足る”ものとして認められるには、主権国家、資本主義、民主主義、近代的学問という4つの制度のうち、少なくとも2つ以上に相応した形式と内容を持つことが必要だろう。例えば、需要のない(資本主義的でない)“実学”はどれほど論理的整合性があろうと実証されていようと無視され、国益に反する(国法で定められた範囲を超えて社会秩序を乱す)と見なされた思想は“自粛”を求められるか発禁処分を受ける。
     逆に、需要があり、国益に沿い、なおかつ大多数の国民が支持するような思想や学説は、厳密さに欠けようが実証段階になかろうが、歓迎される傾向にある。例えば、アメリカではまるで世界同時不況など起きなかったかのように科学技術の進歩が約束するバラ色の未来について語る加來道雄(ミチオ・カク、日系3世の理論物理学者)のような人物が、大手メディアや国際会議の人気者となる(下の動画を参照)。

     だが、彼の描き出す数々の“イノヴェーション”は、過去四半世紀に及んだ“グローバリゼーション”がもたらした南北格差の拡大やアメリカ自体の経済的衰退、中産階級の没落、金融危機などの原因が解消されない限り、地球上に更なる貧困と格差をもたらすだけだと思われる。

     この地球上には、自らが前近代的で排他的な思想に突き動かされていたり、或いはそのような思想を口実に用いて国民を操っているような政治的・経済的リーダー達がまだおり、彼らによって民主主義が骨抜きにされている軍事大国が、依然として存在する。そのような国々は、世界の平和にとって小さな独裁国家や政教一致の国家、或いは“近代化”途上の国よりも、遥かに危険である。
     なぜなら、近代的な諸制度は政治的・経済的リーダー達の“頭の中”までは規定しないからだ。彼らは科学や制度を自分達の前近代的・排他的思想に合わせて巧妙にアレンジし、大手メディアを使って全世界に向かってそれを隠蔽する術を知っている。そのような国(端的に言えばアメリカとイスラエルであるが)の実質的な支配者達は、彼らが大手メディアで行うインタヴューやスピーチ以外に、政府機関の文書においても“本音”と“建前”、偶発的事故や自然災害と戦術的行動との境界線を限りなく曖昧にすることにより、地球上の99%以上の人々を欺きながら“プロジェクト”としての歴史を実現することもできるのだ。
    続きはブロマガを購入して楽しもう!
    このコンテンツはブロマガ(有料)です。
    購入すると続きをお楽しみいただけます。
    ブロマガって何?
    プロフィール

    Shusei Nishi

    Author:Shusei Nishi
    私の専門は映画であり、映画と音楽には相違点も勿論ありますが、多くの共通点もあります。個人的には、映画は現在の形よりもっと音楽的であっていいのではないかと考えています。

    ここでは批評やレヴューというほどではなく、偏愛する音楽と映画、そして生活全般における“別の選択”について書いてゆきます。

    最新記事
    リンク
    Amazon e-Store Alternative Life
    Related Items on Amazon.co.jp

    Copyright © Notes on Music, Cinema and Culture by 西周成 All Rights Reserved.
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。